粒をみる

頭の中のことはここに

お仕事のこと

 

年末に仕事を辞めてから

自宅でクラウドソーシングサイトを使ってデザインの仕事をしてみている。

 


7月に入ってから応募したコンペがいろいろあって、なぜか急にどの案件にも何かしらの反応をもらえた。自分でもびっくりしている。

いままで出しても出してもなんの反応もなかったのに。

はじめて採用してもらえたものもあったし、

選ばれなくても

お気に入りに登録してもらえたり、

バリエーションが見たいと言ってもらえたり

クライアントさんが私のページを見に来てくれてたり。

今までにない展開でびっくりしている。

 


今までとなにがちがうのか。と考えてみたら

そういえば今月、クラウドソーシングサイトの

自分のプロフィールをかなり細かく書いた。

(職務経歴とかも)

前まではどんな人が見るかわからないし

自分の経歴載せるのとか怖いので載せてなかった。

ポートフォリオも作ったものがしょぼすぎて

(がんばって作ったものではあるけど

理想と違いすぎて)出したくない、と思ってた。

でも自分も仕事を探すときに

この会社は架空の会社じゃないだろうか?

あやしい会社じゃないだろうかって

チェックするのと同じで

仕事を依頼する側もこの人はちゃんと対応してくれるだろうか、現実に稼働してるのだろうかって気になるよね。

それで正直に載せてみた。

またしてもネット上の自分を甘くみていた。

(アカウントは自分の命)

 


もうひとつ今までと違うことは

今まで、人から依頼されて作ったものが

チラシしかなかったからチラシの案件だけ

やっていたんだけど、

なんか急に昔の仕事でやってたことを思い出し

看板とかのぼりの案件をやってみた。

昔の仕事は商業施設のディスプレイとか

装飾の施工管理(現場監督みたいな)を少しだけやってて。大変すぎて2年で辞めたんだけど

(いや、よく2年もやったよ。)

そのときにタペストリーとかフラッグとか

カッティングシートとかデカい出力シートとかのデータを作ってたのを急に思い出して

え?看板とかのぼりとかもできるじゃん…

って急に思ったのでした。

(なんで忘れてたんだろね)

 


なんだかんだで最近

すっっごく苦しくて嫌だったあの仕事を

思い出しながらやっている。

 


いちからデザインすること自体

仕事でやったことなかったから

いつも苦しみながらやっているけど

その作業をしているときも

高校生のとき通ってて

つらかった美術の予備校の課題ことを

思い出して、その時の記憶をたよりに

作業している気がする。

 


つらくて向いてなくてこっちじゃなーい!

って思った経験がなんだかんだで

助けてくれてるのが不思議すぎる。

そしてありがとう。