昔、お客さんに大激怒されたことを
ときどき思い出す。
いまでもたまに思い出してズキズキする。
ただ理不尽に怒られたんじゃなく
思い当たる節がありすぎた。
相手の態度をみて
取り繕って偽物の親切をしたからだ。
今思えば、
私のその時の接客スタイルのすべてが
「取り繕ってる偽物の親切」だった。
偽物の親切は日常のいろんなところにあふれていた。仕事で取り繕う時間が長過ぎて、それが日常生活にも侵食していってたのだと思う。
LINEの返信の謎のひと言として添えられてたり
相手を褒めることしかしなかったり。
学生のころ
みんなでいいところも悪いところも
指摘し合っていろんな話をした間柄の
友達とも、今では、さすがー!すごいね!
そんなことしか言わない空気になっていた。
それを気持ち悪いって言ってた人が
そういえば1人いた。
私は大人になってから
その人が少し苦手だった。
ほんとのことを言われるのが怖いから
なんだろうな。
いまならもう少しうまく話せるだろうか。
長年やってきたことは
すぐには変わらない。だから
偽物の親切がでちゃうくらいなら
会わないほうがましだ。
最近そんなふうに思っている。
まずは身近な場所から
練習練習。