粒をみる

頭の中のことはここに

人生はつづく

今お仕事を依頼してくださっている方々が、(まだほんの数人ですが)みんな気持ちのよいやり取りをしてくださる人たちで、ほんとうにありがたくうれしい。(何かの事情で生まれる余計なややこしさがなくてまっすぐな感じ)

焦らずにこういうつながりを一つずつ作っていきたいなと思う。

 

考えてみたら、20代の頃に就職して少しだけやったクライアントワークは、何の想いも入っていない、上から言われただけなんであとは安くよろしく〜というオーダーばかりで、さらにそれはあなたの仕事では?ということもついでにと頼まれていたな、とふと思い出す。あの頃はとても自分を粗末に扱っていた。

言われたことはなんでも「いいですよ〜」って言って、こちらの要望を何も伝えずただニコニコしてボロボロになって、楽しいことなんてなにもないし、自分などいつ◯んでもいいし、もうどうなってもいいと自暴自棄になっていた。メンタルが不安定すぎる若い頃(闇)

 

その仕事を辞めてスリランカに旅行に行くことになって、そのときに「なんもしてねぇ人」をたくさん見た。「このおじさんは、平日の昼間なのにここで何してんだろ。」というような人が当たり前のようにたくさんいて、ああ、もしかして私が変なのかもしれない。と思ったのを覚えている。

こんな人もいっぱいいるんだよな、と。

 

それから日本に帰ってきて、いろんなことを放り出す。

就職することを辞めて、何かになろうとするのをやめて、甘えられるんだったら甘えて、やらなくていいんだったらやらない選択をした。

それが将来自分を大変な状況に追い込むことになるかもしれなくても、私はそれを選ぶことにした。

 

今こうやってほぼ誰も見てないようなブログを書いたり、インスタで自分の生活を切り取ったり、自分でほんの少し仕事をしてるけど、SNSでもブログでも仕事でもなんでも、この人を見ているとなんだか安心する。という人になれてたらいいなと最近思う。

なにかしなきゃと焦る気持ちが鎮まるような、スリランカでブラブラしてたおじちゃんたちみたいになれたらうれしいな。