はじめて行った益子陶器市。気づいたこと。

益子陶器市に初めて行ってきた。今回のお出かけでたくさん発見があったので、ここに記しておく。

事前に調べた情報で、すごく混雑しているとのことで、ある程度覚悟はしていたけれどこんなにも人で溢れかえっていたとは…！(駐車場は見つけたらすぐ入れちゃうのが吉。中心地に近づくほどにカオスに。)

そして出店数がすごい…！どの小道に入っても作家さんのテントがズラリ。

一体どこを見れば…！今買って後でもっといいのがあったらどうする？この人の流れの中で今の生活に必要かどうかを判断できない…！

という事態に。(そうなることはなんとなくわかっていたけど。)

今回、3連休の中日にお出かけというのもとても警戒していた。私も夫も人が多いの苦手で普段はなるべく平日に出かける。

でもそんなこと言ってたらイベントは大体土日開催なので見れなくなる。なので今回久しぶりに土曜日に突撃してみよう！ということになったのだ。

今回は益子までの道のりも混雑覚悟だったので、なるべく無理しないで「心地いい旅」を目指そう！と決めた。

現地に着いてカオス状態の中で、判断不可能だったのでもう頭で考えすぎるのをやめようと思った。全部見ようとするのもやめようと思った。

気になる通りをふらっと歩いて、気になるテントがあったら近づくスタイルにした。

なんとなく気になる。偶然を大切に。その後気になるお皿を見つけたときにはやっぱり、今の生活で使う？使わない？とすごいグルグル考えてしまうのだけれど。

出店は星の数ほどあってみんなそれぞれすてき。器という同ジャンルが集まってるので更にお気に入りを見つけるのは難しい。

これって他の世界にもあることだなぁとふと感じた。K-POPのグループとかもみんなかっこいいし曲も素敵だしこの人たちだ！と選ぶ理由は運命みたいなモノだし、私のクラウドソーシングでのお仕事も、同じジャンルの方がたーくさんいて、そこから1人選ぶって頼む側からしたらかなーり大変なんじゃないかな…？

もはや今回の私みたいに、たまたま見かけた〜とか、なんとなく〜とか、なんかこの人安心する〜とか、ここ空間が居心地よかったから〜とか、なかなか説明のつかないことが大きく関わっているかもしれない。

そう考えたら、今日連れて帰ってきたお皿たちも、お仕事で私を選んでくださった方々も、ものすごい縁だなぁと不思議な気持ちに。

そして、自分がどんな空間でどんな気持ちでお仕事してるかは、目に見えないけれどお客さんは感じ取っているのかもしれないし、モノやサービスは溢れているから、そのなんとなくの部分がとても大切なんじゃないかなと。そんな発見があった。心地よくお仕事しよう。うん。

今回は常に「心地いい旅」にはできなかった。正直に言うとほんっとに疲れた！やっぱり遠出は、せっかくここまで来たから！と無理しがち。

でも、混雑のなかモノを選ぶことって直感が磨かれるな〜と思った。（狩的感覚？）

今回連れてきてくれた夫に感謝！（実は夫が一番ぐったりしていた。）

駐車場が目の前に現れたら迷わず入る
特にお目当ての作家さんがいなければ、午後からでもいいかも。午後の方が歩きやすかった。(駐車場はわかりませんが)
ご飯は会場ではなく別の落ち着ける場所で食べる。見終わった後のお疲れ様会的な場所を決めておくといいかも。（私たちの帰りのルート的にもゆっくりできそうなパーキングエリアがなくて、ぐったりも重なってひもじい気持ちになったから。笑）

私は陶芸メッセや美術館近くの芝生の所らへんが見やすく、居心地が良かった。（芝生の場所は人も少なめだったのでシートを敷いてゴロンとしてる人がいて次来たら私もやろうと思った。）
作家さんのではなく業務用っぽいお安いお皿たちも日常で使いやすくて好きだなぁと改めて思いました。びっくりするくらいお安い。
登り窯が見れる店舗が雰囲気も良くゆったり見れた。どのお店も建物が素敵だったな。
全部見ようとしない。全制覇しようとしない。
今生活に足りてないお皿をリストアップしておく（大量の器を見るので念頭に置いておくだけでちょっと見やすくなる気がする。それでもパニックになるけど。）
これは作家さんのこと詳しくない私が今回やってみたことですが、前日にInstagramで益子陶器市を検索→なんとなく好きな雰囲気の作家さんのアカウントを見つけて出店テントの場所をインプット→必ず立ち寄るテントスペースを1箇所か2箇所だけ決める。それ以外はなんとなくブラブラ。

翌日、購入したお皿とカップで朝ごはんを食べたらとってもいい気分！

しばらく同じ食器を使っていたのでとても豊かな気持ちになった。

混雑してて疲れたけど、やっぱり生活用品を買い替えたり整えると確実に元気になる。

また行きたいな！益子！（普段の益子も見てみたくなった）

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